健康・メンタル 本要約

【本要約】嫌われる勇気:自分らしく生きる勇気を育てる

みなさん、こんにちは! 葵です。
茜やで
今回は、日本におけるアドラー心理学の第一人者で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎さんと、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健さんが書かれた「嫌われる勇気」を要約しますね。
楽しみやな!ほないこか!

 

アドラー心理学の基本

まずは、アドラー心理学について説明していきますね。
なんか、難しそうやなぁ・・・
大丈夫です。わかりやすく説明しますから!
そうか~? ほな頼むわ!
アドラー心理学は、人間の行動や意識の理解に役立つ心理学です。オーストリア生まれのアルフレッド・アドラーが考案したもので、主に個人心理学と呼ばれています。
ほんまに?何がそんなにええんや?
それは、アドラー心理学が人間の行動を理解するためのユニークな視点を提供するからです。彼の理論は、人間が社会的な存在であり、他人との関わりの中で自己を形成していくという考え方を基盤にしています。

 

アドラーの重要な概念

アドラー心理学には、いくつか重要な概念があります。その一つに「劣等感」があります。人間は誰しも何らかの劣等感を持っているとアドラーは指摘しました。しかし、この劣等感が私たちを前向きに成長させる原動力になるとも言います。
ほんまに?でも劣等感ってネガティブなもんやないの?
一見そう思えますが、アドラーは逆にそれを「適応のメカニズム」と位置づけました。劣等感を克服しようとする努力が、私たちの成長や向上心を駆り立てるんです。
そうなんや。なるほどなあ。

 

アドラーの「生き方の勇気」

また、アドラー心理学では、「生き方の勇気」も重要な概念です。それは、自分の選択に責任を持つ勇気、人生の困難に立ち向かう勇気を指します。
ほんまに?自分で選んだことに責任を持つなんて、なかなか難しそうやな。
そうかもしれませんね、姉さん。でもそれが自己成長の一部で、それが私たちが真に自分らしく生きるためには必要なんです。
うーん、深いなあ。でもなんか納得できるわ。

 

アドラーの「共同体感覚」

最後に、アドラー心理学の大切な概念として「共同体感覚」があります。これは、他人と協力し、共に生きていくという意識を指します。
ええなあ、そんなん皆で助け合いながら生きていけたらええのにな。
そうですね。アドラーはそのような共同体感覚を持つことが、人間が社会で生き抜くために重要だと説いていました。
なるほど、アドラー心理学って深いなあ。勉強になったわ。
姉さんが理解してくれて、私も嬉しいです。心理学は奥が深いですが、生き方を考える上で大いに役立つ知識ですから、これからも一緒に学んでいきましょうね。

 

嫌われる勇気の本当の意味

それでは「嫌われる勇気」について話しますね。
姉さん、他人に嫌われることを恐れていませんか?
そうやな~。誰でも嫌われるのは嫌やろ?
それは確かです。でも"嫌われる勇気"とは、そういった他人の視線を気にしすぎないで、自分の信じる道を行く勇気のことなんです。
ほんまに?でもそれ、孤立する恐怖とかないん?
その恐怖は自然な感情ですが、本当の意味で自分らしく生きるためには、孤立することを恐れず、自分のやりたいことができる環境を作ることが重要なんですよ。
うーん、それなら自分の価値ってどうやって見つけるん?
それは大事な質問ですね。嫌われる勇気が出てくると、姉さんが他人に嫌われることで得た経験や学びはあなたを形作る要素なんです。それらを受け入れ、それらを活用することで、姉さん自身が他人に貢献し、自己価値を見つけ出すことができます。
なるほど、そんな風に考えたことなかったわ。
姉さんが新たな視点を見つけられたようで嬉しいです!

 

結論

ということで、他人に嫌われる勇気を持つことは、他人への貢献と自己価値の認識を通じて、自分らしく生きることへの道を開くことができます。そして、その過程で孤立する恐怖を克服し、自己表現の自由を享受し、真の自己成長を達成することができるんです。
でも、それって結構難しそうやな。
確かに、難しい部分もあります。でも、それぞれの過程を一つ一つクリアしていけば、自分らしく生きることの喜びを感じられると思いますよ。
ほんまにそれで、自分らしく生きることができるんかな。
それは絶対に保証できることではありませんが、少なくとも自分らしく生きるための一つの方法論として、嫌われる勇気は大いに役立つと思いますよ。
なるほどな、考え方一つで世界が変わるんやな。
そうなんです。世界はあなたの思考によって大きく変わることができます。
今回はこれでおしまいです。次回も楽しみにしていてくださいね。

 

著者:岸見 一郎 , 古賀 史健

amazon


楽天

-健康・メンタル, 本要約