配当性向とは前期の純利益の中から、配当金をどのくらい支払っているかを表したものです。
計算式は、
配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100
となっています。
つまり、株主に配当金としてどれだけ還元しているかの指標として見ることができます。
しかし配当性向は高ければ良いというものではありません。
配当性向が高いということは、自社への投資が少ないということになります。
それは企業の成長がそれほど望めないということになるのです。
逆に配当性向が低いということは自社への投資を行い、企業の成長を重視しているということになります。
また無配当の企業もあります。
一時的に無配当にして企業再生のために尽力している場合や、そもそも無配当にして企業成長のみで上場している企業もあります。
後者の例では日本株ではありませんが、Google、amazonは無配当企業です。
無配当企業の株を所持する理由は企業の成長に期待し、株価が上がっていくことを重視する場合です。