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【投資テクニカル分析】RSIで高配当株の買い時を判断する!

RSIとは?

『RSI』はテクニカルチャートの一つです。

『買われすぎ』『売られすぎ』を判断するために利用する指標です。

計算式などは省きますが、一般的には80を上回ると『買われすぎ』、20を下回ると『売られすぎ』と言われています。

ですが、実際のところ80、20のラインを越えることはまずありません。

カザミミは、上は70、下は30をのラインを超えれば『買われすぎ』『売られすぎ』と判断してよい、と結論付けています。

ですので、カザミミは目当ての銘柄が60に近づいてきたら『そろそろ売りが出て下がるかもしれない』ということになります。

40以下になると『売られすぎ』に近づいてきます。

カザミミはこのタイミングで買いチャンスが到来するかワクワクしながらチャートをチェックします。

 

カザミミは所得も少ないため、投資方針は『配当目的』です。

よって、株価が安い時を狙って株を買い増しするわけですが、この時に一番重要視しているのが『RSI』です。

テクニカルチャートには有名なものとして他にも『MACD』『ボリンジャーバンド』『移動平均線』などがありますが、これらを組み合わせて独自の売買ルーチンを作成し運用している個人もいます。

『ウェルスナビ(WealthNavi)』などのロボアドバイザーがこのような手法を使っています。

 

しかし、カザミミの考えではテクニカル分析指標を何個も組み合わせて考えても無意味であると思っています。

実際、株価が「今の相場で相対的にやすいのかどうか判断する」だけならRSIを見ればわかります

なお、カザミミ個人的にはロボアドバイザーを使うことには反対です。

『自分のお金を他人に託して投資をする』

他人に託す、という部分が非常に良くないことです。

またロボアドバイザーは運用手数料、成功報酬手数料が非常に高いです。

ロボアドバイザーについてはまた詳しくお話します。

 

実例

それでは、高配当米国ETF『SPYD』を例に見てみましょう。


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このチャートは『SPYD』の2020年3月のコロナショックからのチャートです。

2021年7月ごろには株価も回復し、上下しながら株価は上昇を続けています。

コロナショックの時のRSIに着目すると20未満になっていますね。

リーマンショックなど何か大きな暴落原因があるときの暴落時は大体このような状態になります。

株の成長狙い、配当金狙いだとこのようなときこそ『買い時』なのです。

また、RSIが20に近い場面がいくつかありますね。ですから『下がる時は20くらいまで下がる』ということは認識しておかないといけません。

こうして過去10年間(SPYDは2015年10月22日に上場しているので10年のデータはありません)のチャートをチェックし、どのようなタイミングで株価が動いたか、ということを分析することはとても重要です。

 

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こちらは過去半年くらいのチャートです。前回、前々回の下落時にはRSIが40辺りで回復しています。

カザミミはRSIが50を切った時、下がりトレンドだったので買い増しするタイミングを見計らっていました。

そして図の右から4番目の「RSIが50を切って、なおかつロウソク足が大きな下ヒゲであること」を理由に

 

「回復、下落両方の可能性があるが、ここで買い増ししても大きな値崩れはないだろう。さらにここから安くなったらさらに買い増しすれば良い」

 

と判断して下ヒゲの真ん中あたりの価格で株を購入しています。

なお、このときはまだ初心者で徹底的にRSI30未満を狙うということをしていませんでした。

結果を見ると、実際に購入した翌日に購入することがベストだったわけですが、『ベストタイミング』で購入することは非常に難しいです。

 

「購入した結果、ベストタイミングだった」

 

ということはありえますが、未来のことは誰にもわかりません。テ

クニカル指標や経済情報を見ていたとしても、ロシアが突然ウクライナに侵攻したように、何が起こるかは誰にも予測できないのです。

なお、他の高配当米国ETFであるHDV、VYMも同じような動きをしています。

できることならチャートをチェックしてみてください。

 

まとめ

株の分析方法も後日解説します。ただ現在FIREを達成している有名なブロガー方々とは投資方法も違いますし、色々な判断方法があります。

カザミミが紹介するのはあくまで『カザミミの分析方法』となります。

最後に『投資は自己責任で!』

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